銀塩カメラとカリスマレンズ職人

屋久島に行って数十年ぶりに銀塩カメラ熱で盛り上がってる俺です。w

屋久島旅行から帰ってきて間もなく修理・調整/OHに出したOlympus OM20とLeica M3を引き取りに行ってきた。

まず、Olympus。
神、降りましたよっ。
預ける前に対応してくれたオジサンが、モルト交換、ファインダー内清掃はやれるが、シャッタースピードの調整は無理っ!
と言い放ってお蔵行きになりかけた俺のOM20。
でも、メーカーの技術者もしくはサービスってすごい。
ダメって言ってたのに、受け取りにはちゃんと調整済みって書いてあるじゃんっ!
受領書みたとき(~^T)ジーンって来たよ。
これでもうしばらく使えそう♪
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だったら、Leicaまだ直しに出さなくても良かったって話も・・・・・まっいっか・・・・・。

で次、銀座のLeica。
財布に14マソ入れて行きましたよ。
((;゚Д゚)ガクガクブルブルで
そしたら、こっちでも神降臨。
二桁万円覚悟で言ったらほぼOHの基本料金だけで直っちゃったw
※gifイメージはサムネイル化できません
ヽ(^。^)丿イヤッホー
でもね、結構懐痛いよ・・・・・・(^^ゞ

さて、書き忘れたけど、今日はカメラデーと自分で決めてて、出る前にレンズ職人の「山崎光学写真レンズ研究所」さんにアポを取っておいたのだっ。
レンズに何されても良いから祖父の形見のSummaritを直してもらいたくて・・・・。
まぁ、ここでダメだしされたら諦めようと思って・・・・。
※gifイメージはサムネイル化できません

っつー事で、新宿へ。
Summaritがダメな場合、手持ちのレンズがなくなっちゃうなぁと思ってついでにMapCameraに立ち寄る。
ぶらぶら見ていると、ショーウィンドーの中から俺を見つめる一つのレンズがあるんだよねぇ。
Summitar 5cm/f2 ¥14700 ”難有品”。
安っ。でも、難有品かぁ・・・・・。
とりあえず、現状確認のために見せてもらうことに。
ヘリコイドは比較的スムーズ、絞りも粘りは出てない。
ただ、前玉にバルサムはがれ、中玉クモリ・・・・・。
あとは、レンズ内ゴミ。
でも、クモリもそんなに酷くない。
折角山崎さんの所へ行くんだし、場合によっては修理お願いしちゃえと思った、次の瞬間

「これ、下さい。」

と言っていたw

そして、一路、研究所へ。
大久保駅から歩いて約10分位。
Webで事前に得た情報どおりそこは普通の一軒家。
オレンジ色の鉄の門に「山崎光学写真レンズ研究所」と書いた札がぶら下がっている。
予定通りの時間に着いたら中で山崎さんが仁王立ちして待っていてくれたww

中に招いてもらい、まずは連絡した時にお願いしたSummaritを見せる。
症状を説明すると前玉をオフィスみたいな所に持って行き

「う〜〜〜ん」

と唸っている。
結果はやっぱりヒビが入っているから残念だけど無理とお断りされた・・・・・orz

「それ以外はとても綺麗なレンズなので非常にもったいないですねぇ」

と付け加えられ、俺もなおさら落込む・・・・(´・ω・`)ショボーン

そこで、先ほど入手したSummitarも持って来た旨を伝えると、俺の手からさっと取り上げ、またオフィスに・・・・。

「あぁ、剥がれとクモリですねェ」
「これは直りますよ。」
「直ればとても綺麗な写真が撮れるので是非使ってあげてください」

と言ってくれた。
それから色々なやり取りの中で、カメラやレンズが生前祖父が使っていたものである事を話すと山崎さんも色々と話をしてくださった。

そして、Summitarだけお願いして帰ろうとしたとき、

「その、Summaritも置いていきなさい。」
「もしかしたら、直す手があるかもしれない」

と言ってくれた。
カリスマが神に見えた瞬間だった。

もちろん、「こっちは期待しないでくれ」とも付け加えられたけど・・・・・。手を尽くしてくれる姿勢を見せてくれただけでも嬉しかった。

後は祈るだけだ・・・・・・。

Summitarは買って直ぐ直しに出しちゃったので修理前の写真がないのが残念。
しかも、本体レンズの程度の写真も撮れなかった・・・。

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